ごあいさつ
このコラムではZope3の解説やチュートリアルを気の向くままに不定期に書い ていきます。特定の機能の使い方やハウツーというよりは、核の部分に焦点を 絞ってみたいと思います。
Zope3はPythonで書かれたソフトウェアです。ほとんどの機能はPythonで書か れていて、ごく一部だけPythonの拡張モジュールを作るためにCが使われてい ます。このコラムでもPythonのコードをいっぱい載せていくつもりです。
コラムではPythonの解説はしません。うまく説明するのは大変なので、Zope3 の話ができなくなってしまうからです。Pythonをご存知でない方は、まず Python自身を使ってみてください。そんなに難しくありませんよ。このコラム のトップページにPythonのサイトへのリンクを用意しました。
Zope3はいくつかのバージョンがリリースされていますが、ここでは常に最新 版(ソースコードレポジトリからダウンロードしたもの)をLinuxでビルドして 動かすことを前提に話を進めます。
Zope3とはなんぞや
Zope3はオープンソースのソフトウェアです。Pythonで作られているWebアプリ ケーションを開発するためのソフトウェアで、フレームワークとサーバを兼ね ています。
Zope3は名前のとおり、3世代目のZopeです。Zopeは1998年ごろに最初のバージョ ンがリリースされたらしいのですが、それから進化を続けて、Zope3は2001年ご ろから旧バージョンで培った経験を元にフルスクラッチで作り直されたもので す。
最後にざっとZope3の特徴を挙げてみます。
- オブジェクト指向
- オブジェクトデータベース
- マルチプロトコルサーバ
- セキュリティ機構
- テンプレート言語
- 外部データベース接続
- コンポーネントアーキテクチャ(強力な抽象化機能)
うーん、なんだかすごくないですか?一人で使うのはもったいないので、この コラムを通して少しでも使う人が増えたらいいなと思っています。